ベルフォート・ロンシャン
今日は鳥のさえずりで目が覚めた。さわやかだ。
ホテルのモーニングをたらふく食べて、さあロンシャンへ行こう!!
朝駅へ行ったら、次にロンシャンへ行く電車は4時間後。。
ひたすら時間をつぶして、目的地のロンシャンという駅に到着。
さあどっちへ行けばいいんだ!?
仕入れた情報だと、丘の上に教会が見えるので、そこ目指して歩けばいいということだったが、思ってたのと違う!!
そこで、すれ違ったお姉さんに「エクスキューゼモア マダァム」と声をかけ、道を尋ねると親切に教えてくれた。
なんと言っているかはあまりわからなかったが、ジェスチャーで、どっちへ行けばいいのか方向ははっきりした。
「メルスィー」
坂を登ってけっこー歩いてもなかなか目的地が見えてこない。
そろそろ引き返そうかと考え始めたくらいで、なにやら入り口らしき建物が見えてきた。ここだ!!
入り口から少し歩くと、目的の教会があって、外には日本人と中国人がいた。
かなりいいロケーションに建っていて、形が造形的で面白い!!
「祈り、平和、心からの喜びのための静寂な場所」 というだけあって、
教会の中にいても、小鳥のさえずりが聞こえてくる。
一通り見ても1時間くらい。 帰りの電車まで4時間くらいある。。。
ゆっくり歩いて街をまわるも、なかなか時間が進まない。ご飯でも食べて時間をつぶそうにもお店がやっていない。
駅の反対側まで行くと、小さなレストランのドアが開いていたので入っていった。
中にはやんちゃそーなおじさんと、おばさんと、常連らしき人がいた。
営業時間外っぽかったが、 「お前日本人か?OK.食わせてやる!!」 みたいな感じで、
「何が食べたいんだ?」と聞かれるも、何があるかよくわからないので、
おばさんが提案してくれたメニューにした。 シチューと豆を皿にたんもり乗せたような、フランスの地方料理っぽかった。
色々話しかけてくれたが、お互いに少しだけの英語しか話せず、完全に雰囲気での会話だった(笑)(3割は通じたはず)
ただ、「うまいか?」と聞かれたときに、最高の笑顔で「セボン!!」と答えた。 笑顔は全国共通だ。
おじさんも気をよくしてくれて、その地方のチーズやら何やらサービスしてくれて、
ビール、パン、珈琲もついて、全部で10ユーロでいいと言ってくれた。
田舎町の気さくなフランス人とふれあえて楽しい経験ができた。
日本人がたまにくるらしいので、帰りに「ようこそ」と「ありがとう」の日本語を伝授した。
それでも電車の時間までまだ1時間半。どーしたものか。。。。