リヨン・L`Arbresle
二段ベッドの上の人が動いて、ベッドがギシギシ鳴る。夜中に帰ってくる人の声で起こされる。
掛け布団は毛布1枚だけなので、明け方寒い。(夜は暑い)なんとかこの過酷な環境で一夜を過ごした。
朝は微妙なモーニングを急いで食べて早々に出発。
ラトゥーレット修道院を見に行った。現在工事中で中は見れないらしい。
が2時半からのガイドツアーで中も見れるかもしれないという噂あり。
ただ、何もないところで2時間以上も待ちたくないので、中はあきらめ。。。
と思ったら一般の人が中に入っていった。
たぶんダメだと思うけど、真似して中に潜入。忍者のように。
目的の場所には鍵がかかっていたので、これ以上はあきらめて退却。忍者のように。
正直、修道院とか教会を見てもいまいちピンとこない。
外観とか、街に対する存在のしかたは考えれるけど、キリスト教徒じゃないし、信者でもないし、
神秘的な空間がすごいなってゆうのはあるけど、何がよくて、何が悪いのか分からない。
よっぽどホテルや集合住宅を見ている方がわかりやすい。
それにしてもラトゥーレット修道院は丘の上にあって、そこに行くまでの道が気持ちよかった。
原っぱ越しに丘の上から町を見下ろせて、自然がいっぱいで、散歩にはとてもいい場所だった。
ということで早々にリヨンへ戻り、リヨンのショッピングセンターを見て、サッカースタジアムを見て、
街のそれっぽいところを歩きまくって、だいたいリヨンは把握できた気になった。
今日はエスカルゴを食べるつもりだったけど、でんでん虫の絵を見てたら、
気色悪くなってビビってやめてしまった。。
ユースホステルの食堂でサッカーを見ていたら、東南アジア系の日焼けした人が英語で
「隣いいですか?」と聞いてきた。一緒にサッカーを見ながら英語で話しをしていたら、なんと日本人だった。
「日本語で話しましょう(笑)」ということで、
どんな旅をしているのか、どこが面白かったか、なんで旅をしているのか、など色々話しをして仲良くなった。
ずっとオーストラリアで生活してたけど、親の都合で日本にも住んでいたらしく、
東南アジア、中国、韓国など今まで色々なところを旅してきたみたいで、
様々なライフスタイルを見てきたけど、やはり日本のゆとりのないライフスタイルは異常らしい。
夜のユースホステルで2人組の人がギター片手に歌っていた。けっこーうまい。
ドイツから来た人とも話をした。ユースホステルだといろんな人と交流できる。
昨日に比べるとだいぶ安心して寝れそうだ☆