リヨン・マルセイユ
仲良くなったキヨと連絡先を交換し、お別れをしてマルセイユへ向かった。
リヨンからマルセイユまでTGVで1時間40分ほどで到着。
今日は日本対オランダの試合を見るため、急いで今日泊まるユニテダビタシオンへ。
負け試合を見終えて、ユニテダビタシオンをチェック。
泊まれる部屋は吹き抜けのない部屋だったが、奥行きのある、奥まった快適なバルコニーや、
コルビュジェがデザインした家具、ブラケットとスタンドライトだけの明かり、を堪能し、
屋上からは地中海とマルセイユの街を見渡すことができ、最高の眺めを体感した。
が、屋上は補修工事中で、一部しか入れなかったのが残念。それにしても屋上は風邪が超強い。
また、あの特徴的な吹き抜けのある空間もちらっと見たが、
光を抑えての吹き抜けがより豊かな空間になっていた。光が入りすぎると快適ではないなくなってしまう。
そして外観。遠くからユニテダビタシオンが見えると、この建物だけがカラフルで、すぐに分かる。
しかもカラフルなのにいやらしくない。建物が大きいのに圧迫感が少ない。
大きな集合住宅なのに表情がある。ピロティー部の柱の形と奥まった位置。
持ち出しのバルコニーによる庇感。また、下から見上げたときの斜めの感じ、コンクリートの型枠。
3階の斜めの縦型ルーバー、階段部の四角窓、屋外階段など、表情をつくる仕掛けがいっぱいだった。
大きな建物はあまり好きではないが、この建物は好きだ。きっと建物が大きい代わりに、
周囲に公園や広場、駐車場などにより、ゆとりが生まれ、豊かな環境がつくられているからだろう。
あと、なんかオシャレ。
ユニテをチェックしたら、次はマルセイユ散策。マルセイユは港町で風が強い。
地中海側なので、比較的天気もよい。
リヨンほどキレイで古い街並みが残っている訳ではないし、パリほどオシャレでもないが、
地中海側っぽさがあり、集合住宅が多く、街にはだいたい何でもあって、けっこー都会。
この街も歩行者専用道路にショッピング通りがあり、賑わっていた。
やはり歩行者専用道路はいい。安全と安心のもたらす効果は大きい。
それにしても今日は歩きまくった。
屋台でピザ一切れ2ユーロ。これは日本でやっても流行る気がする。
あぁ、お土産で買ったチーズから異臭が!!チーズは元々腐ってると思ってたけど、
さらに発酵して腐るんだね。。荷物もチーズ臭いので、洗濯したり、換気したり、干したり。
バルコニーの風通しがよくてよかった!!