6/19(土) 「憧れのユニテ・ダビタシオン」

リヨン・マルセイユ

 

仲良くなったキヨと連絡先を交換し、お別れをしてマルセイユへ向かった。

リヨンからマルセイユまでTGVで1時間40分ほどで到着。

今日は日本対オランダの試合を見るため、急いで今日泊まるユニテダビタシオンへ。

負け試合を見終えて、ユニテダビタシオンをチェック。

泊まれる部屋は吹き抜けのない部屋だったが、奥行きのある、奥まった快適なバルコニーや、

コルビュジェがデザインした家具、ブラケットとスタンドライトだけの明かり、を堪能し、

屋上からは地中海とマルセイユの街を見渡すことができ、最高の眺めを体感した。

が、屋上は補修工事中で、一部しか入れなかったのが残念。それにしても屋上は風邪が超強い。

また、あの特徴的な吹き抜けのある空間もちらっと見たが、

光を抑えての吹き抜けがより豊かな空間になっていた。光が入りすぎると快適ではないなくなってしまう。

そして外観。遠くからユニテダビタシオンが見えると、この建物だけがカラフルで、すぐに分かる。

しかもカラフルなのにいやらしくない。建物が大きいのに圧迫感が少ない。

大きな集合住宅なのに表情がある。ピロティー部の柱の形と奥まった位置。

持ち出しのバルコニーによる庇感。また、下から見上げたときの斜めの感じ、コンクリートの型枠。

3階の斜めの縦型ルーバー、階段部の四角窓、屋外階段など、表情をつくる仕掛けがいっぱいだった。

大きな建物はあまり好きではないが、この建物は好きだ。きっと建物が大きい代わりに、

周囲に公園や広場、駐車場などにより、ゆとりが生まれ、豊かな環境がつくられているからだろう。

あと、なんかオシャレ。

ユニテをチェックしたら、次はマルセイユ散策。マルセイユは港町で風が強い。

地中海側なので、比較的天気もよい。

リヨンほどキレイで古い街並みが残っている訳ではないし、パリほどオシャレでもないが、

地中海側っぽさがあり、集合住宅が多く、街にはだいたい何でもあって、けっこー都会。

この街も歩行者専用道路にショッピング通りがあり、賑わっていた。

やはり歩行者専用道路はいい。安全と安心のもたらす効果は大きい。

それにしても今日は歩きまくった。

屋台でピザ一切れ2ユーロ。これは日本でやっても流行る気がする。

あぁ、お土産で買ったチーズから異臭が!!チーズは元々腐ってると思ってたけど、

さらに発酵して腐るんだね。。荷物もチーズ臭いので、洗濯したり、換気したり、干したり。

バルコニーの風通しがよくてよかった!!